攻殻機動隊の世界はきっとやってくるのだろう。
来週から、新しい業務がやってきます。
紙伝票の電子情報化。
私はスキャナーで取り込む、という作業に対してやりたくないなぁと思いました。
それどころか、その仕事やりたくないとさえ思ってしまいます。
新しい仕事をどんどん覚えなくなっていったら、老化の始まりです。
私はもうその段階に入っているんだとふと、冷静に考えました。
それと同時に、携帯がこれからなくなって空間で電子画面が浮かび上がりそれを操作するようになるんでしょうね、という会話になった。
会社の若い人たちは、チップなんて全然埋めてもらっていいです! と話していたけど、私は怖くてできないのだろうなと思いました。
押井監督の攻殻機動隊というアニメでは既に人間のほとんどが首の後ろに電子チップを入れております。
主人公の草薙素子なんか全身擬態ですからね。魂だけが、記憶だけが自分のもの。
私のゴーストが囁いている、は魂がそう感じるということですね。魂の在り処は脳なのか心臓なのか、全身なのか、わかりませんが、チップを埋めて擬態することで人はそういうのを考えなくなりそうで怖いです。
この新しい技術への恐れが老化の特徴なのでしょうか。
スキャナー、覚えます。覚えれば馴染みがあるのでしょう。
でも、おそるおそる触るんだと思います。
電子化で、楽になります。
空いた時間は何につかうのか。
それの意味も深く考えた方がいいですね。