とまとさんの生存報告。

働きながら最終的に小説家になりたい人のブログ。

転職はまるで輪廻転生に似ている。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

(これは良書です)

 

大げさなタイトルですいません。

お久しぶりです。

自己を見つめなおす期間から戻ってきました。

また、自分探し(現実逃避)するかもしれませんが、そのときはブログからそっといなくなってます(笑)

 

某工場に面接に行ってまいりました。

私は仕事を辞めていない状態、つまり保険がある状態で探していました。

その時点で本気度が足りません。

どのような職種のものに行ってきたかと申しますと俗にいう、

生産管理事務

というものです。

 

先方は私がなぜ希望したのか黙ってきいておりました。

ぺらぺらとスキルアップや違う仕事がしたい旨を述べました。

 

そしてどのような仕事内容かを説明してくれました。

その会社は商品を受注生産して配達までする仕事をしております。

なかには無茶な注文をする客ももちろんいます。

事務員の仕事は

 

現場の生産管理状況をみて、納期の調整

現場と客の橋渡し

無理な場合、営業にふるが、その際現場の状況伝達(どのような工程で無理なのか)

商品の行程を把握し、納期に間に合うか計算

資材の確認(足りないことが多く、現場にそれを確認しなければならない)

これを毎日、夕方には翌日の予定を現場に伝えておかなければならない。

 

まあ、当たり前のことです。

どうして私は予想できていなかったのでしょう。

これは客と現場の板挟みになること間違いなしです。

生産管理事務ってそういうものなのか。

経理は別だそうです。

 

新しく、顧客と品番を覚えていかなくてはなりません。

内容をほとんど把握している大変な職場か。

内容を今から覚える大変な職場か。

だったら前者にいたほうがお得ですよね。

周りからはまた一から覚えてなくてはいけない苦労があるから、転職は難しいという意見を聞いてはいました。

ですが、それは今の職場でも同じことではと考えていました。

新しいことを覚えていかなくてはいけないのは一緒ですよね。

 

しかし、本日お話をきいてはっとしました。

一度、死んで前のことを忘れて新しい人間関係を築いて、過去に私が経験した苦労を再びすることなる――。

ここで輪廻転生だと思いました。

記憶をなくしてまた生まれ変わることができますか。

妹はこれを十数回経験しています。たまに前世と似た職場になるわけですが、なんの業かまた似たような理由で死にます。

輪廻の輪から外れるために、ブログでがんばってフリーになろうとしています。

 

興味のない品番を覚えられるかと問われれば若くない今では確かに、難しい。

脳の吸収率が衰えているのは明らかです。経験と実績はありますが、その辺は若い人には負けるわけです。

 

お話を聞いたあと、私は「これは受かってしまうな」と思いました。

たぶん、この事務を希望する人は少ないと思うのです。

お断りしようと出たあと決意しました。

私は仕事に割く労力を下げて小説を書きたいがために転職を希望しているのにこれではものすごく集中しなければなりません。

 

ちょっと疲れてしまって、やっぱり今の職場に勤めつつやりたいことをやっていくのが一番だという結論になりました。

問題は時間の無さですが、朝がゆっくりなのだからそこの強みを生かしてがんばっていきたいと思います。

面接したところは残業は少ないですが、朝が早いです。

 

ブログと読書と小説。

年末までこの三点に集中したいと思います。

ある意味、ゆっくりするということです。

 

今日はとてもためになりました。

私が恵まれているという実感がわいたのです。

仕事もわかっている、家族もいる、お金も多少はある、友達もいる、趣味もある、やりたいこともある。

いつかは転職を経験してみたいですが、そのときは小説でデビューしているか結婚してパートになることになるか、とかでいいと思いました。

転職するにはものすごく大きな理由が必要です。

それほど、労力を必要とするのです。

人は変化を恐れる生き物です。

生存本能だから仕方ありません。

 

明日からまた今もっているものに感謝して、仕事に励みたいと思います。

今生で楽しみをみつけるのです。

 

それでは、また。