楽しんだ者勝ち!ゆるくても続く知の整理術!
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人生100年時代へと突入しようとしています。
そこで大事になってきますのが、自分の能力をあげ続けていくことなんですが
一生、勉強という言葉を聞いて嫌気がさしますよね。
そこで重要になってくるのが、楽しくゆるく知識を取り入れていくコツとなります。
本書「ゆるくても続く知の整理術」はこれからの時代に沿った楽しく勉強し続けるためのノウハウがのった実用書となります。
私も勉強のために、まとめておくのでぜひ、気になった方は本書も手にとってみてくださいね。
習慣の力・ゲーム感覚・楽しいことだけやる。
本書の大前提がこの三つです。
決して、努力と根性と生真面目さで乗り越えていけるものじゃないからですね。
➀インプットの技術
まずは興味をもつこと、これが重要とあります。
最初のステップとして勉強したいことへのエッセイや漫画、実用書を読むこと。単語を散歩しながら覚えてみたり。
目にみえるところにメモを張り付けたり、ツイッターでBoTなどをフォローするのも有効です。そうしてとっかかりをつけて、今度は、ノートにまとめたりします。
ノートを写しただけでは暗記できません。
ノートを書いているときは、短期記憶です。それを長期にするにはメモからまとめノートに写す行為を数日中にすれば記憶として定着するそうです。
そして、本を見返すよりもまとめたノートを見返すことも記憶定着に繋がります。
図書館を活用するのも有効です。お金を出して買った本はみにつきやすいので、これはと思った本だけお金を出して買うようにする、そうすると欲しい本をお金だしてすべて買うよりも頭に入るそうですよ。
確かに、お金出した本は元をとろうとしてすべて読むし、覚えておこうとします。
でも面白くない本まですべて読もうとするのでそれは時間とお金の無駄ですよね。
②アウトプットの技術
軽いアウトプットと重いアウトプットとわけます。
軽いアウトプットはネットを活用。
重いアウトプットはノートを活用。
軽いアウトプットを著者はツイッターやブログを使っているそうです。自分用のメモなんですが、ネットのブログとかだと検索しやすいし、他人から反応があると記憶しやすいのもあります。かくいう私もこうやって打ち込みながら本を読み返しているので、頭に入りやすいです。
重いアウトプットはちゃんと書くので三分割します。
A、アイデア出し B、構成を考える C、実装する
Aのアイデアだしはとくにいいとか悪いとか考えずとにかく広げていきます。マインドマップというやり方に似ているそうです。
紙にどんどん枝分かれして書いてみます。
B、構成を考えるはAで出したアイデアをペンとかで囲ってまとめていきます。本にするときは構成を考えるんです。最初と最後だけ決めてあとの流れは、なんとかなるそうですよ(笑)
C、実装とは、これをちゃんとした媒体に落とし込む行為です。ここで注意なのが完成度は80パーセントくらいでいいということです。
見直しするときは数日置いて、他人目線で読みなおします。
小説のときはよく言われることですよね。
ブログやツイッターでは50パーセントで出してしまうこともよくあることです。あとで修正がききますから。
③だるいを解消
モチベーションがあがらないことはよくあります。
それの解消法として、いくつかあげてくださっています。
言語化する。
死を意識する。
お金を使ってみる。
言語化する、っていうのはだるいと思ったらツイッターで呟いてみるということです。
何日か続いてしまってもそれを客観視できます。
死を意識する、で時間が有限であることを思い出します。
人は執行猶予つきの死刑囚という言葉にはっとさせられます。
全ての人間が死に向かっているのですから一時だって時間の猶予は許されないのです。
少し、やる気出てきますよね。
お金を使ってみる、とはメールをわざわざ印刷してお金を使い返信を考えたりします。
お金使っているとやんなきゃなあ、って思ってしまいますよね。
あとはポモドーロテクニックやタスク管理法なども試してみてね、とありました。
まとめ
巻末には役に立つ教養漫画リストがありました。たしかに漫画で楽しく学ぶと時短となりますし、頭にも入ってきます。
友人が「働く細胞」にハマっておりますが、そういうので楽しく学ぶと頭に入ってきますよね。
ドラゴン桜や七つの習慣とか読んでみたいです!
本書は人はだらけることを前提に書いてあって非常に親近感わく内容となっております。何日もだらけてしまいますし、勉強ときくと嫌な気持ちにもなります。
それでも、楽しく学んでいくことで自身をレベルアップしていけるのはまるでゲームのようで楽しそうです。
著者の別の本も読んでみたいと思いました。著者、Phaさんは京大現役合格、ニートからブログ書籍化したりルームシェア運営10年できたりしたそうです。かなり気になる人物です。
みなさまもぜひ、気軽に手にとっていただけたら嬉しいです。