とまとさんの生存報告。

働きながら最終的に小説家になりたい人のブログ。

ねこんかつ(猫様がいる婚活パーティー)にいった話。

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地元をさんざん荒らしたアラサーの私たちは都会へと婚活の歩みを進めました。

二月某日の話です。

出会いが全くなくても、料金が多少高くても、猫に会いにいったと思えばダメージは少ないのではないだろうかと踏んだのです。

 

場所が少し大通りから外れたその猫カフェは静かなところにありました。

すでにひとり男性が座っておりました。

店内は、二階に一部屋、一階にカウンター席とテーブル席、そして隣に一部屋ありました。

今回の婚活は女性六人と男性八人。

私は友人と登録したので班分けされたのですが、一緒でした。

三班に分かれたのですが、最初は猫さんがいないカフェコーナーでお話、次にとなりの部屋へ移り、猫いながら会話、次に二階へあがって、猫が結構いる部屋で会話。

最初、猫がいない部屋からスタートしたので、早く猫に会いたくてそわそわしてました。自己紹介などは適当にすませて仕事の話ばかりしてました。

システムエンジニアが二人ほどいました。

私たちの田舎ではいない職種の人種です。

班は移動ごとに男女入れ替わります。

部屋を移動する前にかかりの方が「あと五分ほどです、電話番号や連絡先交換はそれまでにしておいてくださいねー」と声かけてきました。

私が行ったことあるのは、連絡先交換はマッチングしたときに交換するタイプばかりでした。しかも係の人通じてなので直接「気になるから電話番号交換しよっか」なんてことは今までありません。

フランクですが、これは独身じゃなくてもまぎれること可能ですね。

つまり、ただの合コン。

合コンが無理だから婚活パーティーへと参加しているのに、このシステムではマッチングしずらいと思いました。

最初のカフェブースでの班での会話は、係の人が「あと五分です」と言ったあとも、一瞬、しん……となりましたが、だれも交換を申し込んできませんでした。

つまり、目の前の女性たちはタイプではない、というのがその場でわかるので何かしらショックです。

いや、私も申し込まなかったのだけど。

次の班では仕切ってくれる男性がいたので、社交辞令としてその場で全員ラインを交換しました。

お友達になってくれました。

……なっただけで誰も三人のうち、二人はスタンプすらくれませんでした。

きっと友人にはいっていることでしょう。会話をする方向が三対一でした。いや、いいのです、猫様がいたから!

猫さわりながら(おばあちゃん猫なのでじっとしておりました)慰められておりました。

とはいえ、その内一人は終わってからコメントくれましたよ。

うれしくて返信しました。お礼と猫がいる婚活は猫が気になって会話できませんでしたね。

私「そうですね。うんたらかんたら」

……了。

どうしよう会話が続かない。そもそも、この人はあの人であっているのだろうか。

それきりやりとりはなくなってしまいました。

それまでのご縁でございます。

 

まとめとしましては、猫がいる婚活は猫が気になってそれどころではない! 興味ない場合、相手が猫に逃げてしまう。猫の話しかしてなかったので、相手の情報がほとんどわからない、プロフィールカードでもないと、相手の年齢すらわからない人いました。

なるほどね、このスタイルは街コンスタイル。

シャイニングには向かないですね。

アラサーでシャイも何もないのですが、少しこじらせ女子にはハードル高いです。

年齢制限ありましたが、ぎりぎりです。

若い人には向いている婚活ですね。

 

婚活はしばらくいいわ、となった話でした。