日曜劇場「テセウスの船」のネタバレ感想!
日曜劇場枠はいつも面白いですね。
社会派が多い中、今回はタイムスリップもの、ということで受けはどうかなと思っておりましたが反応は上々のようです。
竹内くんは陸王に次いでの起用ですね。
彼はさわやかでいいですね。
ストーリー
生まれる前に父・佐野文吾(鈴木亮平)が殺人犯として逮捕された主人公・田村心(竹内涼真)は、母・佐野和子(榮倉奈々)と姉兄と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。
人目を気にして笑うことも許されなかった人生。
しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀(上野樹里)から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をする。
そんな時、父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、突然、事件直前の平成元年にタイムスリップしてしまう。
そして、心はそこで生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会うのだった。
過去で出会った家族は優しさと笑顔が溢れる愛すべき者たちだった。
父・文吾はなぜ殺人犯になったのか? 本当に事件の犯人なのか?
心は過去の世界で、父・文吾の起こす事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向かう。
公式サイトより引用。
三話までの感想。
ちょうど、今日は四話目の放送でした。録画してあった三話までの感想です。
少しずつ過去が変わっております。
三話で自分が息子であることをばらすとは思ってませんでした。
そして文吾が死刑囚であることも……。
まとめなくてはいけないので、駆け足感があるのだろうかと思ってましたが、まずは父親と協力しなくては話が進まないので、それは乗り越えました。
小さな事件も絡み合っていて、だれが犯人かわかりません。
校長先生さえも怪しいじゃありませんか!
今、村で最有力候補で怪しいのは主人公でしたが、ユースケが演じている刑事さんもだれかに声をかけておりました。
まさか、彼も犯人に通じていたとは。
でも、文吾を犯人と決めつけていた当時の刑事なので怪しさはありましたよね。
途中、もしかして彼は本当にわからなかっただけの刑事なのかとさえ思いましたが違いました(笑)
ユースケさんは、踊る大捜査線では真下という新人役を演じていましたが年をとったのでベテランの圧力ある刑事さんがあっていますね。
悪役なのでしょうか。
ところが、三話の終わりに犯人に崖の上から突き落とされたのです!
なんと、なんとな展開。
気になるところで、主人公が現代に戻ってしまうのです。
そしてもっと最悪な状態になってました。
一家心中して、母と長男が死亡した世界。
過去を少し触ると現代が悪化するのは映画「バタフライエフェクト」を彷彿とさせます。
何度も過去を変えるのですが、どうしたってだれかが不幸になるのです。
そして、主人公が選択した未来はとても切ないものでした。
これは隠れた名作です。
テセウスの船は漫画原作のようです。
この漫画、みたことあります! そうか、そのような話とは思ってませんでした。
絵がきれいですね。
とても読みやすそうです。
上野樹里さんが主人公、心(しん)の奥さん役だったのですが、妊娠中毒症で死んでしまいます。
これ、上野樹里さんじゃなくてもよくない? と思ったのですが少し過去が変わったことで四話目でまた生きて会えるようですね。
心の子供を妊娠する未来ではなくなっているということです。
だから、上野さん起用だったんですねー。
父親と一緒に犯人を追う映画は他にもあります。
あるとき過去と無線が繋がるのです。
こちらかは過去に、息子が飛ぶのではなく現代と過去、同時に犯人を追うというもの。
なかなか複雑ですが、感動的で大好きな映画です。
バタフライエフェクトは切ないですが、こちらはとてもスカッとするエンディングなのですよ。
また、テセウスの船が好みの方はぜひ、こちらの映画二本もおすすめいたします。
それでは、また楽しみに録画した四話目を観たいと思います。