今更だけどアナと雪の女王2を観てきた感想。
十二月の始めあたりにアナと雪の女王2を観てきました。
アナと雪の女王は1のとき、流行ってるなー、くらいにしか思ってなくてレンタルが出てからようやく観たタイプでした。
1を観たあと流行るだけあって面白かったなーくらいの感想です。(上からですねw)
ディズニー作品はヒロインが男性と結ばれて終わる形が多いのですが、アナと雪の女王は活躍するのがあくまで姉妹二人でした。
姉妹の絆がとても試されるのです。
1ではエルサの能力については細かく説明されることはありませんでした。
なぜか、姉妹の親が妖精のことを知っていた、くらいでした。
その編のあたり1は子供向けなので曖昧なのかな? と思っていたのですが2ですべて解消されます。
1でエルサが自己の開放であるなら、2はルーツをたどる旅に出るのです。
タイトルではアナと雪の女王で「アナ」がヒロインですが、2は完全にエルサがヒロインでありましたね。
2の内容としては、平和が訪れたと思っていたのですがエルサに不思議な声が聞こえはじめるのです。
精霊たちがサインを送るのです。国に異変がおきます。
地震が起きて、突風が吹き荒れます。高台へ国民と共に移動してエルサは精霊が呼ぶ理由を探るために旅に出ることに。
アナとクリストフ、オラフも一緒についていきます。
両親は1で難波してしまったとありましたが、その話、両親の秘密など明かされていきます。1であまりにも城にいる人が少ないと思っていました。
2ではとある森に閉じ込められていた少尉と兵とかでてきます。
なぜ、そうなったか。過去に森の人々ととある契約を交わしたのですが、それが精霊たちの意思に背くものだったのです。
めちゃ、納得のいく展開。
それを探るために精霊たちと対峙、対話をしなくてはいけないエルサ。
姉がどんどん遠くにいくのだとアナは心配します。
もとより、氷の能力は精霊よりのものです。
どうしてその能力を使えてしまうのかはっきりわかります。
それでも人から生まれてきたエルサなのですから限界があって最後は、アナたちみんなに助けてもらいます。
みんながいてよかった。
特別な能力があっても一人ではいけない、孤独との戦いという難しいテーマもあったのだと思います。
アナだって試練がありました。
エルサがひとりで旅立ってしまったとき、残されたアナはオラフがエルサの危険によって消えてしまい、本当にひとりになってしまいます。クリストフもそのとき別れていませんでした。こいつはこいつでアナへの告白大作戦に夢中でした(笑)
今回は精霊たちへの怒りには、エルサの魔法の能力だけが頼りの大変な展開です。
御して対話するためには力が必要です。
火の精霊、水の精霊、風の精霊、地の精霊。
国を危機にさらすことになってしまいますが、エルサは守ります。
最後の彼女の選択は寂しいと思うものですが、本当の意味で自由と新しい一歩、ふみだせたんだと思います。
2でもエルサの恋愛要素がなさすぎたので、3とか作ってほしいです。
アナは幸せになりましたよ。
クリストフの告白できなくてうじうじするターンが長くて驚きました(笑)
まだ間に合います。
神話に帰ろうとするエルサ、おとぎ話でいようとするアナの対比がある意味リアリティる作品です。
絶妙なバランスです。
今回は歌も少し口ずさむには難しいし、ちょっぴり大人向けな気がします。
まだ観てない方もぜひ、劇場へ!