ふしぎの国のバード6巻の感想!
「不思議の国のバード」は実際に明治初期、実際に日本を旅をして記録したイザベラ・バードと通訳の伊藤鶴吉をモデルにした漫画です。
以下、内容と概要を引用してみました。
『ふしぎの国のバード』(ふしぎのくにのバード)は佐々大河による日本の漫画作品。
19世紀に実在したイギリスの女性冒険家イザベラ・バードの著書『日本奥地紀行』を下敷きに、主人公のイギリス人女性イザベラ・バードが通訳ガイドの日本人男性・伊藤鶴吉と共に、横浜から蝦夷地へと旅する姿と、旅先で出会った明治初期の日本の文化や人々をフィクションを交えて描く。
史実においてバードが日本を訪れたのは46歳のときだったが、本作においてバードは若い女性として描かれている。また、日本語を理解できないバードの視点に立って描かれており、日本語による会話は、ぼかされた表記として表現されている。
実際の年齢と伊藤のキャラ設定などは史実と異なるかもしれません。
ですが、そこに描かれている『日本』は、まさに私の知らない不思議の国でした。
バードさんの感覚の方が近いです。
現代の医者が江戸時代にタイムスリップする漫画「JIN」が流行りました。
大沢たかおさん主演でドラマ化もしましたよね。
医療ドラマ的でありながら、リアルにその時代を描いていました。
不思議の国のバードも漫画的でありながら、人々の当時の暮らしをバードさんの著書と基にリアルに描いております。
時には目をそむけたくなるような現実をバードさんは死と隣あわせでも、目にやきつけ記録し続けます。
ずっと旅をしてきた伊藤が前の主人の元にまた呼ばれてしまいます。
6巻では「秋田までは一緒だからそれまでに考えましょう」といったん、保留となりました。
不思議な国の文化を訳しながら、宿や馬の手配、危険から守ったり伊藤は本当に役にたってます。
バードさんは彼のことを「イト」と呼んで本当に頼りにしてます。
6巻では褒められて、少しうれしそうでした。
もっと続いてほしいと思う旅ですが、伊藤を欲しがっている前の主人が邪魔してきそうでハラハラします。
今回はそれまで旅を楽しみましょうといったスタンスで、進みます。
日本の医療。
伝染病。
火事。
お葬式。
和紙。
様々な文化を学びます。
お葬式のルールは現代よりもたくさんありそうです。
主人がなくなって笑っている妻が出てきます。
それは周りに気を使わせてはいけないとうルールから、笑っているしきたりのようです。
現代では無くなっていますが、当時はつらい人もいたのだろうと思います。
私もバードさんと共に昔の日本を知ることができて一緒に旅をしています。
伊藤は最後まで一緒にいてほしいです。
バードさんは6巻の最後に爆弾発言します。
史実では46歳でしたが、当時どうだったのでしょうか。
ともかく、私はこの漫画をゆっくり楽しんでいましたが急に「はやくつづき読みたい」と思いました(笑)
今からでも間に合います。
おすすめです。