『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』さわやかなお仕事映画でした。
波留さんと西島秀俊さん主演のこちらの「オズランド 笑顔の魔法教えます。」をDVDレンタルして観ました。
内容はというと、彼氏と同じ会社に入社した波留が、地方の遊園地勤務になってしまう話。
最初は彼氏に愚痴を電話したり、早く東京へ帰りたいと言っていたけれど、段々仕事を通してやりがいを感じるようになります。
家族みたいな職場って私も苦手なんですが、こちらの遊園地はサービス業だけあってつらいことも多そうだけどゲーム感覚で楽しそうだと思えました。
例えば、迷子を一番はじめにみつけた人は「殿」または「姫」と一日呼んでもらえる、とか、新入社員歓迎でどっきりをしかけたり、とか。
どっきりには私もひっかかりましたよ(笑)
舞台はグリーンランド。オズランドではありません。
でも西島さん演じる「小塚」おづかがあだ名で魔法使いとあったからですね。彼が来てから遊園地の売り上げが延びたそうです。あと園長はあだ名をつけるのが趣味のようです。
プールもあるし、絶叫系もあるし、観覧車、メリーゴーランドなど「らしい」ものがそろった遊園地です。
ディズニーランドのようなキャラものはないけれど、戦隊ショーやアイドルショーなどやったり雑多なイベントもありますが、馴染み深いものがあります。
波留さんが最初、みんなになじめないけれど、上司の西島さん演じる、小塚さん筆頭にみんなが二人を新入社員らを育てていきます。
ちょっとだけ、小塚さんが「おら、わくわくすっぞ」系のキャラなので西島さんといえば重厚な演技もできる俳優さんですから、違う気もするなあと思ったりしました。
もう少し軽めの演技ができる人でもいいと思いました。
遊園地で働くのもいいなあーと家で見てて呟いたら母が「こんないいとこだけみせた映画やったら遊園地で働きたい人が増えそうだけど、実際は大変なのに」と言っていました。
はっ、となりました。
私も危うく夢みてしまうところでした。(いきなりこの業種は飛べない年齢ですが)
サービス業は大変なのです。みんなが休んでいるときに仕事なのです。
仕事に心臓をささげよ、なのです。
みんなを笑顔にする魔法の裏は大変です。
お仕事映画、好きなのですがもう少し大変な部分も描いてほしかったかなと思います。