とまとさんの生存報告。

働きながら最終的に小説家になりたい人のブログ。

あさのますみさんの声優と作家という経歴が面白い。

この前ラジオを聞いてましたら、声優で文筆家という珍しい経歴の方がゲストで出てました。

 

あさのますみさんという方が今度、絵本の文を担当されたということで、それの告知もかねてです。

 

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浅野真澄さんとは?

あさのますみさん、こと、浅野真澄さんは声優で2014年㋁から放送のGO!プリンセスプリキュアの海藤みなみ/キュアマーメイド役の他、数々のアニメに出演されております。かなり売れっ子だとWikipediaみて思いました。

 

ところが、ラジオでおっしゃってましたが友人に誘われていった声優オーディションで合格して声優の学校(合格者は無料で通えました)卒業しプロになった頃、果たしてこのまま声優だけでやっていけるのだろかと不安になったそうです。

 

食いっぱぐれないようにするにはどうしたらいいのだろう? と。

 

それで賞金目当てで応募した絵本の原案コンテストで入賞されたそうです。

これなら声優の片手間にできるし、賞金も原稿用紙5枚で高額だし、重版されたらまた印税入るし、いいことずくめだと言ってました(笑)

かわいらしい声とのギャップで、正直な人というのが好感もてましたね。

大学時代、奨学金を両親に使われてしまってバイトと授業という生活をしていたせいかお金に大変苦労されたようです。

 

ご両親にもご事情はあったかと思いますが、それでも頑張って自力で大学通ったのはすごいなと思いました。

 

まめざらちゃんのストーリーは?

 

そんなお金に困った過去のある浅野真澄さんですが、絵本の内容はとても優しく、ちょっと泣けるもののようです。

 

まめざらちゃんは、ちいさなかわいいお皿。まわりのお皿のなかまたちのように、ごちそうを盛りつけられてみたいのに、いつもおしょうゆや調味料ばかり注がれて、しょんぼりの毎日。
でもある日、お皿の持ちぬしのダダさんのところにお嫁さんがやってきて……。
第7回MOE創作絵本グランプリに輝き大反響を呼んだ、心に幸せが広がる絵本です。

白泉社公式HPより。

 

お皿たちは載せてもらう料理をちょっと味見できるという設定というのはユニークです。豆皿はたしかにしょうゆとかくらいしかのせませんね。

 

こちらの絵本の絵を担当されている方は、よしむらめぐさんという方です。

ラジオでは、よしむらさんが実際に料理を作ってみてそれを見て描いたとおっしゃってました。とても美味しそうに描かれているようです。

おいしそうだし、ちょっとほろっとする話のようで、絵本大変興味あります。

 

お金目当てで何が悪い?

 

このラジオで気になったのは、お金目当てで書いたとしても作品とは関係ないのだということです。

……ちょっと何言っているかわからないですよね(;^ω^)

 

私、賞金目当てで小説書いても根底のところで見え透いてしまい、評価されないのではと思っていたんです。

小説が好きで、好きで描いた人には勝てないと。

いろいろなブロガーさんが言ってますが日本人は「お金稼ぎ=悪」という意識が根強いみたいですね。

お金ばかり言うな、とかね。

でも結局、仕事をするのはお金のためなんです。

それで、ちゃんとした作品を描き対価をもらう。

これってめちゃシンプルで真理ですよね。

 

書きたいものを書いたらいいのですが、お金を稼ぐために書きたいものを書くスタイルでいいですよね。

わかつきひかるさんに強く惹かれるのも自ら営業するビジネススタイルが他にはないと感じたからです。

私はどこか自分なら自然と評価されるというおごりがあったかもしれません。

(私など実績など皆無なのに)

 

めちゃくそ書いて、応募しまくって宣伝しまくって自分を売り込んでいくのもありです。

お金ほしいもん(笑)

 

ラジオを聞いて快活に笑うあさのますみさんの話は元気になれました。

応援してます。