シュガー・ラッシュオンラインを観ました!
ようやくこちらをレンタルして観ることができました。
前の続きです。
ラルフが毎日同じコースで面白くないというヴァネロペのためにコース勝手に作ったらゲーム自体が壊れてしまいます。ハンドルが操作不能で故障。
しかし、『シュガー・ラッシュ』関連はゲーム部品などすでに生産中止なのでハンドルひとつがとても高額で取引されています。
買いなおしは無し、という結論で廃棄処分ということに。
シュガーラッシュメンバー職なし!
で、そんな折ゲームセンターにオンラインゲームが導入されることとなり、ネット回線が繋がりました。
ラルフとヴァネロペは壊れたハンドルをネット上に求めて旅に出ます。
オンラインの世界ってこうなのかもしれないと、結構リアルに描かれました。
様々なアバターがオンライン世界を行きかい、呟く鳥が羽ばたき(ツイッター)検索おじさんがいたり、怪しげな広告を掲げたお兄さんが声かけてきたり(クリック詐欺)オンラインゲームがあったり。
今回、ラルフとヴァネロペが大きな喧嘩をします。
お互いの方向性が違ってきたんですね。
ヴァネロペの中にある「このままでいいのだろうか。本当にやりたいことってないのかな」というモヤモヤ。
毎日、シュガーラッシュのわかりきったコースを走るのは何の問題もありません。
ラルフと営業時間が終わって毎日会って遊んでいました。
これって結構共感できる人多いと思います。
私も今現在、抱えている問題です。
このままでいいのか、もっと夢中になれることがあるのではないか。
オンラインの世界で、ヴァネロペはディズニープリンセスらと会います。
(どれもかわいかった)彼女らはディズニーサイトの電子キャラですね。
オフのときは控室で待機してます(笑)
その子らが自分に問いかけるときは水面を覗くと歌とともに感情があふれると教えてくれます。
ファンタジー思考ですが、魔法と美しさと潔さが彼女たちにはどれもありますよね。
ズートピアを手掛けた方も脚本に入っているそうで、とても子供向きには思えませんでした。
ネット世界への警告、誰かに依存すること、承認欲求、ネット炎上、大手サイトの存在など、大人ならこれが描かんとするテーマが見えてくると思います。
もちろん、お子さんも楽しめる内容でもありますが。
まだ、見ていない方は「ディズニーのゲームのやつでしょ?」と侮らずぜひ、見てみてください。
何か発見があるかもしれません。
さいごはちょっぴり切ないです。