スレイヤーズ第三期ですって!
何を隠そう、私をオタクにしたのがこの『スレイヤーズ』シリーズです。
小学生の頃にドはまりしました。
いにしえのアラサーオタクなら同時期に始まっていたのでアニメか原作は読んだことあるのではないでしょうか。
現在、新装版が出ておりますが思い入れがあるのはやはり下記の表紙↓
スレイヤーズ 文庫セット (富士見ファンタジア文庫) [マーケットプレイスセット]
- 作者: 神坂一
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 1990/01/25
- メディア: 文庫
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今まで児童文学か漫画しか読んだことがなく「小説」を読んだことがなかった私がこのスレイヤーズはさくさくと読めました。いえ、少し背伸びして読んでいた面もありますが世界観を把握したくてがんばりました。
アニメ雑誌などを買って用語集とか読みふけってました。スレイヤーズクイズあったら当時の私は結構わかっていたのではないでしょうか。
飽き性の私が一番ははまったのは今でもその作品以外ないですね。
私はすでに富士見ファンタジア文庫の黄色い背表紙がずらーっと本棚に並んでいるときにはまりました。
母が好きで買っていたのです。
簡単に内容を説明しますと、頭脳派である主人公で女魔導士リナ・インバースが頭からっぽだけど凄腕の剣士であるガウリイ・ガブリエルと旅をしながら、魔族がらみの事件に巻き込まれていく話です。
世界観が広くファンタジー好きにはたまらない内容となっております。
あと掛け合いが楽しいです。「どええええええええええ!?」
みたいな叫び声はラノベ的ですがこれを確立したのは私は作者の神坂一さんが最初なんじゃないかと思うくらい最先端でした。
この「ライトノベル」という言葉も今まであまり確立しておりませんでしたが、スレイヤーズや魔術師オーフェンなどが先駆け的存在だったのではないでしょうか。
ライトノベルって軽い読み物、純文学に値しない作品のことでしょう? とたまにささやかれておりますが(この前、会社でもそういう話になった。ラノベは軽い読み物ではない)私はエンタメ要素が高い作品をラノベと呼ぶんだと思います。
純文学は芸術性。
ラノベが洋画なら、純文学は邦画みたいな感じです。
洋画がすべて軽いかと言われればそういう感じではないし、邦画がすべて湿っぽく情緒的であるかと言われればそうでもありませんよね。
でもなんとなく二つは違う存在。
合成人間になってしまって、人間に戻る方法を探しているゼルガディスという青年や、自分のことだけ考えていたらいいのに、ボロボロになって世界を救う羽目になっているリナ、そんなリナにひょんなことから付き合っている人のいいガウリイなど、設定はファンタジーでもそこには葛藤やドラマがあります。
下記は47ニュースより引用です。
ファンタジー作家・神坂一氏によるライトノベル『スレイヤーズ』の第三部が始動することが、17日発売の『ドラゴンマガジン』7月号で発表された。神坂氏のコメントも掲載され「イメージとしては正史というより、ありえる可能性の一つとしての第三部、TVのTRYやコミック版水竜王の騎士とはパラレルな存在、とゆーことになるんでしょうか。」などと伝えている。ストーリーなどの詳細は追って発表される。
【画像】16巻発売記念!描き下ろしのドレス姿のリナ・インバース
同作は1989年から刊行され、95~2009年にかけてテレビアニメシリーズが5作品、ゲーム、劇場版アニメなど、さまざまなメディア展開を広げてきた大人気シリーズ。数々の異名と悪名がある天才魔道士の主人公・リナ=インバースが主人公で、個性豊かな仲間たちと出会いながらも色んな事件に巻き込まれて行き、リナの行く先々で起きるできごとをつづったストーリー。
第15巻が00年に発売され、物語は完結したかのように思われていたが、『ファンタジア文庫30周年企画』として復活し、昨年10月に発売された新刊16巻は18年ぶりの長編版として重版までなり話題となっていた。
続編となる第三部は新設定が満載だそうで、誌面では最新刊『スレイヤーズ17』について触れ「(17巻には)そこにはリナとガウリイの新たな出会い、まだ見ぬ国、さらには新しい魔術体系までもが綴(つづ)られ、一冊では到底おさまらない、冒険の始まりが示唆されていた。そう、待望の第三部が動き出したのだ!」と説明。
さらに、神坂氏から「世界にはいくつもの真理があります。私はある日、そのうちの一つにだとり着きました。すなわちーー『原稿書いてない小説書きとか、ただの無職やんけ。』と。はい。そんなよんどころない事情で続くことになったスレイヤーズなわけですけどね。」とコメントが掲載。
「実際にはどう転がるか、まだまだ決まっていない部分の方が大きいのですが、お楽しみいただけるような話をお届けできれば幸いです。」と呼びかけている。
前回の新刊 スレイヤーズ16巻がバカ売れしたみたいですね。ラノベの売り上げ富士見落ちてそうだから見逃すわけありません。
ルークとミリーナという二人がわりと人気で、この二人のところはアニメ化していないから次17巻出てまた人気なったらアニメ化しそうですね。
そうそう、第三部っていうのは原作の続き書くぜということです。
私としては魔族のゼロス推しだったのでまた、出てきてほしいところです。
作者の神坂先生は読者に媚びないんですよね。
人気あるからっていって活躍させません。
彼は魔族の上位クラスに使える家臣でるからね。
リナからはお役所仕事と言われてましたが、正にその通り。
上からの命令で動いているため、彼自身が「こうしたい」というのはありません。そこが魔族らしくて私は好きでしたかれど。
彼の正体は黒い錐なんですよ。
感情などあるはずもない。
とはいえ、アニメではバラエティに富んだ活躍でした。私はTRYに出てきたフィリアとゼロスのカップリンが好きで同人誌まで買ってましたね。
今でも好きです。本ください。
アニメは原作から結構離れている感じだったので当時、原作から入った私としてはちゃんとアニメやったら面白いのになあと思ってました。
小学生ながら原作熟知。
ブギーポップに、オーフェン、スレイヤーズと結構振り返りが多いですね。
今も続けているので固定ファンがついておりますが、ラノベ界の「こいつは新しい!」がここ数年ない気もします。